咲 -Saki- 第23話「本気」
2009-09-14
これはひどい。
いくらなんでもひどすぎる。
これまでも確かにおかしいことはあった。
だが、ここまでひどいことはなかった。
まず、咲の上がり方。
嶺上開花でしか上がっていない。
嶺上開花は確かに咲の能力である。
しかし、それでしか上がらないというのはいくらなんでもおかしい。
必殺技ともいえるものはそうポンポン出していいものではない。
あんなに安売りしてしまってはありがたみも何もない。
もっとほかの描写はなかったのだろうか。
更にちょっとネット麻雀をやっただけでステルス看破とは。
いくらなんでも主人公補正を加えすぎではないか。
一時的とはいえ、のどっちの能力まで再現してしまったのだ。
ステルスだけでなく、のどっちまで否定することになる。
ずっと一人で打っていたというののどっちの話はなんだったんだろう。
また、新キャラの南浦はなんだったんだろうか。
果たして出す必要自体があったのだろうか。
先に倒されるだけなら既存のキャラでも問題なかったはずである。
これまで咲と戦ったキャラは除外するとして、南浦の代わりにタコスや文堂さんあたりでも問題ないだろう。
むしろ、話としては作りやすいのではないだろうか。
最終的にただ負けただけのキャラにそう意味はない。
これで独りよがりの性格が治るとか、咲を苦しめるとかならまだ登場の意味がある。
だが、そんなことはない。
ただ「敵わなかった」で終わりである。
それどころか場の支配というものが安っぽくなってしまった。
本当になんで出てきたんだろう。
ここまでやってきたエピソードもうまく消化できなかったという印象を受けた。
かじゅや透華の扱いがあまりにもひどい。
散々感情移入をさせるような展開をしておいて結局全国には行けず。
勝負の世界は非情ということだろうか。
しかしそれなら、途中まで本気ではなかった咲は一体何なんだ。
いくらなんでもふざけすぎではないだろうか。
ここまで理由があって、想いがあって、そんな人たちを差し置いて勝ってしまったのだ。
確かに咲だって全国へ行く理由はある。
だが、ほとんど姉目的ではなく、のどっちに「本気でやれ」と言われたからである。
これまでずっと一人だった衣やモモとそれらを支える透華やかじゅと比較すると、どうしても弱いものに思えてしまう。
一方、キャプテンやのどっちはそれまでの累積点数があるから全国へ行くのは仕方ない。
もともと実力があり、初めから本気でやっているのだ。
勝つのはある意味当然、順当な結果だろう。
無理に透華もかじゅもとは言わない。
せめて片方くらいはどうにかならなかったものだろうか。
主人公が強いのはいい。
だが、これでは単なる出来レースではないか。
咲は絶対負けないなんてどう考えてもおかしい。
本気を出せば必ず勝てるなんて勝負の意味がない。
散々批判しだが、よい所もないわけではない。
例えばみはるんの描写。
これでみはるん→池田→キャプテン→部長になるかと思うと楽しみでならない。
なんだかんだいって、部長には見せ場があった。
おいしい所を持って行く人である。
透華だって透華らしく、かじゅだって相変わらず格好いい。
何より、ワハハがいい味を出している。
基本的には問題ないのだ。
結局不満なのは、咲の意味不明な強さである。
いくらなんでも持ちあげすぎた。
かじゅや透華を使えばもっと南浦も使えただろうに。
だが、次回はもうそんな不満になることもない。
単なる浴衣回だ。
下着なんてないこの世界では、ラインが見えたとか騒ぐ輩もないだろう。
たこ焼きを喜んで食うタコスが目に浮かぶ。











![メガミマガジン リリィ 2011年 12月号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/61JHxfrb6GL._SL160_.jpg)


![いっしょにとれーにんぐ [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51AMYoiPtdL._SL75_.jpg)